出産前、私は自然分娩を選びました。
でも、陣痛中に何度も思いました。
「10万円払ってでも無痛分娩にすればよかった……」
って。
今振り返ると、自然分娩を選んだこと自体を後悔しているわけではありません。
でも、実際に経験してみて初めて分かったことがあります。
陣痛の痛みは、想像していたものとは全然違いました。
自然分娩を選んだ理由は「費用」と「経験してみたかったから」
私が自然分娩を選んだ理由は、シンプルです。
無痛分娩が高かったから。
10万円って、やっぱり大きいです。
「痛みに耐えればいいだけなら頑張れるんじゃないか」
そう思っていました。
それに、1人目の出産だったので、
「一度は出産の痛みを経験してみたい」
という気持ちもありました。
周りからも、
「1人目なら経験してみてもいいんじゃない?」
と言われることがあって、それも自然分娩を選んだ理由のひとつでした。
もちろん、無痛分娩は麻酔を使うのでリスクがあるという話も聞いていました。
その怖さも少しあって、私は自然分娩にしました。
陣痛は想像以上だった
でも、実際の陣痛は本当に想像以上でした。
「痛い」とは聞いていたけど、どんな痛みなのかは経験するまで分かりませんでした。
今まで感じたことのない種類の痛み。
しかも、それが何度も何度も定期的にやってきます。
私の場合は、一晩中10時間近く陣痛と向き合いました。
痛みが来るたびに、
「また来た……」
と思う。
そして終わったと思ったら、また次が来る。
途中からは、
「これ、いつまで続くの?」
「本当に終わるの?」
という気持ちでいっぱいでした。
痛みそのものも辛かったけど、終わりが見えないことが本当に苦しかったです。
そしてその時、何度も頭をよぎりました。
「10万円払ってでも無痛分娩にすればよかった」
って。
赤ちゃんを見たら痛みなんて忘れる?
出産前、母からはよく言われていました。
「我が子を見たら痛みなんて忘れるよ」
って。
実際、赤ちゃんに会えた瞬間の感動は本当に大きかったです。
無事に生まれてきてくれたこと。
やっと会えたこと。
その嬉しさは、言葉では表せないくらいでした。
でも……
正直に言うと、今の私は思っています。
いや、忘れてない。笑
痛みの細かい感覚は、たしかに少しずつ薄れてきています。
「あの時どこがどう痛かった?」と聞かれても、もう詳しく説明できないくらい。
でも、あの何時間も陣痛に耐えた時間の辛さは、まだちゃんと残っています。
むしろ今は、
「もう2度と経験したくない……」
という気持ちのほうが強いです。
今なら無痛分娩を選ぶ
自然分娩を選んだことを後悔しているわけではありません。
出産を経験できたことは、自分にとって大きな意味がありました。
でも、もし次があるならどうするか。
今なら迷わず無痛分娩を選びます。
絶対。
もう無理。笑
出産前は、
「10万円か……高いな」
と思っていました。
でも実際に10時間近い陣痛を経験すると、
「あの痛みを和らげるためのお金なら、払う価値はあったのかもしれない」
と思います。
自然分娩か無痛分娩か迷っている人へ
自然分娩には自然分娩の良さがあります。
私自身、経験してよかったと思う部分もあります。
でも、これから出産方法を迷っている人に伝えたいのは、
「陣痛は想像している何倍もすごいかもしれない」
ということ。
出産前の自分に伝えられるなら、
「10万円を惜しむ気持ちは分かる。でも陣痛、本当にすごいよ」
と言いたいです。
赤ちゃんは本当に可愛い。
出産できたことは幸せ。
でも、出産の痛みは……
産後翌日の今の正直な感想では、トラウマレベルでした。笑